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過熱による出力低下の問題解決(ソーラー放熱コート)

太陽光パネルは、温度が低くなると出力が上がり、高温になると逆に出力が下がるという特性があります。つまり同じ強さの光を同じ面積のパネルで受けた場合でも、パネルの温度によって出力が変化し、温度が上がるにしたがって出力が低下します。国際基準によって、太陽光パネルのカタログ性能は、25度で計測することになっています。この25度を性能基準として1度あたり0.4~0.5%発電量が変化します。夏場パネルの温度は60度以上、冬でも40度前後になります。45度の場合、25度との温度差は20度ですので25度の時と比べると8~10%発電量が下がっていることになります。また、気温が60℃を超える夏場や、中東エリア、東南アジア地域では、放熱により発電効率が下がるのを5%~改善できます。また、熱伸縮によるパネル自体の経年劣化の対策にもなります。

ソーラー事業

カーボンナノチューブは、アルミニウムの15倍以上の熱伝導率・放熱効果も最高。

熱しやすく冷めやすい。

温度上昇を抑えるためには熱を逃がす技術(放熱技術)が必要です。熱は、伝導、伝達、放射という形で移動します。弊社では、最も熱伝導率が良く、放射率もよいSWCNT(単層カーボンナノチューブ)を常温無機バインダーと 混ぜることでソーラーパネルのバックシートに塗布できる放熱コーティングを用意しました。

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更新日 2022.11.04

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